化権(かけん)

化権は権力の化です。生年の天干で決まる一つの星に付き、誰にも頼まれていないのに自分が仕切ってしまう領域を示します。四化の中で最も両刃の一つです。

化権が実際にすること

化権は触れたものを硬くします。付いた星は推進力と決断力、物事を動かす力を得て、同じ動きで柔軟さを失います。それが坐する場所は、あなたが最も有能で、最も管理されたくない領域です。官禄宮なら結局は取り仕切る側になる人、夫妻宮なら伴侶をつい正してしまう人と読みます。古典はこれを権柄と呼び、化禄よりも一貫して慎重に扱います。権力が誤った宮に働くと、供給では起こらない損傷が生じるからです。化権で有用な問いは「そこに力があるか」ではなく(あります)、「その領域はそれだけの力を注ぐ価値があるか」です。

あなたの化権はどの星に付くか

同じく生年の天干で決まります。甲は破軍が化権、乙は天梁、丙は天機、丁は天同、戊は太陰、己は貪狼、庚は武曲、辛は太陽、壬は紫微、癸は巨門。その星がどの宮に坐するかで力の現れ方が決まり、宮は生年だけでなく生月・生日・生時によって決まります。

誇張せずに読む

化権は保証としてではなく、その人の実際の状況と併せて読むべきものです。掌握したい傾向を描くだけで、掌握できることは保証しません。強い化権を持ちながら決定権のない立場にいる命盤は多く、その圧力は苛立ちや、小さな事柄への過剰な管理として現れます。本当に役立つのは盲点を指し示す点です。自分の化権の宮を「支配している」と感じる人はほとんどおらず、「自分がやらないときちんとならない」と感じています。そのずれこそが読みのすべてです。

よくある質問

化権は良いものですか、悪いものですか。

単独ではどちらでもありません。ある領域で能力と推進力を与え、同じ領域で否定される余地を奪います。仕事では多くの場合それは資産ですが、結婚や友情では最も代償を払いやすい配置です。同じ決断力が相手には「話を聞かない」と映るからです。

化権と化禄の違いは。

化禄は経路を開いて流れ込ませ、化権は掴んで方向づけます。禄は受け取ること、権は働きかけること。両方が同じ宮にある命盤は、そこから得ると同時に掌握する領域を描き、古典では強い構造の一つとされます。

自分の化権はどこで見られますか。

命盤が必要です。生年の天干がどの星が化権するかを決めますが、読みはその星が坐する宮から来るため、生月・生日・生時が要ります。命盤を出せば「権」の印が付いた状態で見えます。

自分の命盤のどこにあるかを見てみましょう。無料・登録不要、約30秒です。

無料で命盤を出す

関連ページ